MODO 901 を購入したわけ

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MODO 901 を購入したわけ

それには、シンプルな理由があった。


 

 

1.ボクは映像制作を生業(なりわい)としている

 

ボクは日々、映像の製作を依頼があればしている。

それいがいは、 自分の編集力を追求すると同時に不自然さを感じるようになった。
もちろん、編集はない素材のまま使えれば、それがいちばんいい。

世の中には、そのような映像作品を制作している人もたくさんいる。

だが、ボクもかつてはナチュラルな表現のみでのすごい画作りをしたいと思っていた。
むしろ、特殊効果を軽蔑していた節がある。

でも、それは映像の世界にのめり込んでいた自分には当たり前すぎることから、
きちんと見れない状態にあった。

 


2.当たり前だから盛り込むではなく、馴染ませる

歌舞伎の化粧というのは、一見違和感のあるものである。
なぜなら、俗世間とは同一の「かっこいいやかわいい」といった
印象を与える歌舞伎の化粧する人はいないからだ。

もちろん、化粧が技術や時間を要する。
ただ、舞台で世界観を作り出していることもあるし、
それがあることによって歌舞伎の味を引き出していることも事実である。

志村けんのバカ殿もお殿様の厳格さと裏腹なひょうきんにする部分はなくてはならない要素である。

VFXの技術は新しいものであるが、すでに30年が経っている。
しかし、それはボクが生まれる前からあった技術なので、ボクと一緒に成長していると言ってもいいだろう。
(ボクが育てたわけではないけどね。)

今では、実写と馴染ませより自然に画作りをする。
そのようになっているようだ。

また、ボクには映像の仲間が身近に存在しない。
WEBを通せば、知り合い程度の人は存在するが、
いないということで世の中の作品が師(メンター)としている。

だから、キャストなんて選ぶことも困難であるため、
物理的に難しいところ3DCGに手を出すのは、
純粋にキャストで悩むことよりも自分の作品を世に出したいという思いからである。

 

 

 

3.ただし、リスクもある

お金と知識ががない。
お金がないと買えないのは当然である。

ボクは2・3年前からリサーチはしていた。
さまざまな3DCGのモデリングからアニメーションまで扱えるアプリケーションを焦点を当てて。

まずは有名どころのAutodesk

Maya3DS MAX の2つのアプリケーション。
ボクが調べた段階では、世の中の映画からゲームまでこれで作品にしている。
2つのアプリケーションが日本のシェアのおよそ半々ぐらいになっているらしい。
もともとはAutodeskからでているものと、別の会社が開発していたとのこと。

Autodesk社製のアプリケーションは
専門的な3DCGの知識が必要なため、素人には向かない。
もちろん知識がないところから始めるのだから、
買ったとしても使いこなせない。

そして、どうしてもこまかな表現や物理計算についての部分には
多くのプラグインも欠かせない存在となっている。

映画やゲームの多くは大企業だから、個人制作のボクには正直向かない

 

そして、
ハイアマチュアから少人数のチーム制作向けのアプリケーションとして、
3つが上げられる

CINEMA 4DMODOLightWave

 

初めてリサーチで出会ったのは
バージョンのR15だったと思う。
今年はR17となっている。
つまり、毎年バージョンアップしていることで、
セキュリティから保守に至るまでメンテナンスも継続して行われている。
値段としては4つのパッケージに分かれている。
Prime・Broadcast・Visualize(CADデザイナー向け)・Studioと金銭的なランクで並べている。

本格的にやるなら、Primeでは足りないということであるが、
初心者にはとっても良心的ある
CINEMA 4D(以下 C4D)はAfter Effectsとの連携もスムーズな事は
Adobeも公式的に行っているし、Primeの一部をAfter Effectsの内部から動かすことができる。
YouTubeにも使い方については多少公開されている。

ボクが購入したとするなら、Broadcastを購入しただろう。

ただし、連携もスムーズだが、あまりC4Dでのユーザーの公開や作例が見つからなかった。
どのような表現ができるかが、ボクにとっては非常に重要だった。
そのため、値段ではなく機能性と作品のゴールイメージができなかったことが決定打にならなかった。
試しに、書籍だけ購入しようとしたが、結果買わなかった。
時にはその直感も判断基準となる。

 

MODOは表に画像が出ているのが、購入したということである。
これには作例が豊富なのと有名な映画 アバターでの、モデリングに使われたことや
ピクサーの初期の頃にも使われていたとの噂があり、好印象があった。

しかし、作例やメイキングシーンがなければ、ボクとしては決定打にはならない。

ボクは上記の通り、作品が作りたいことと3DCGが初心者である。
だからこそ、初めてでも使っていけて、使いこなせる位置にまでこなければならない。
それが、決定打となる。

ボクは肩書きとして、 Expressionisit。
つまり、表現者と名乗っている。
それに恥じないように今は精進あるのみである。

それができるのが、MODOであると考えた。
これも2年前の701シリーズに出会ったのが、始まりである。

 

CG Worldでのジョジョの奇妙な冒険の2部のオープニングでの
シーンメイキングが掲載されていたソフトである。

この記事によってボクは非常に心を揺さぶられた。
活用事例があると作品を作るときのゴールイメージが作りやすい。

YouTubeでもLightWave 公式チャンネルがあるくらいで、
習得のしやすい環境となっている。

これもMODOと同様のインターフェイスのよさが感じられた。

 

 

 

4.メインがMacであるということ

環境を忘れてはならない。

ボクの環境はMacintoshのEl Capitanで最新の状態にしている。

El CapitanはYosemiteよりクリエイティブ系のアプリケーションと相性というかバグが多いような状態である。
GPUが多く使えない状態になっているAdobe系は有名である。

現在、Yosemiteに戻そうと考えている。
現在、3DCGはWindowsがメインとなっているし、
Windowsでしか使えないアプリケーションも多々ある。

クリエイティブ系の中心はMacがほとんどである。
音楽・グラフィック・WEB・映像と…。

だが、3DCGは例外であり、2Dによるものか3Dで大きく異なるし、
CADという建築の考え方を継承していることが大きな要因でWindows都なっている傾向にある。

しかし、購入したMODOにはOS依存をしない。
Adobe系も以前はMacのみであったが、今ではWindowsも使え、OS依存がない。

その選択肢でいけば、
Autodesk製品の
ライセンス購入であれば、
50万円かかる。
そして、月賦でバージョンアップのサポートありだとしても、
2万円は月々する。

まぁ、そのあたりの表現は求めていない。
それであれば、映画会社に勤めていれば必要だったかもしれないけどね。

そこでの選択肢はOSはどちらでも対応はしていることが、コストがデカイので無理。

大多数の中へプロジェクト参加に入れる自信もないので、
中堅と言われるソフトでいいとここで判断できる。

CINEMA 4DMODOLightWaveの3つになるのだが、
MODOLightWaveの元開発者が作成したことにより、
インターフェイスが似ている。

値段もCINEMA 4DのBroadcastは22万位する。

MODOLightWaveは同様の値段であるが、値下げがあるし、
見た目のインターフェイスが好きであることがかなり大きい。

だが、LightWaveのプラグインはWindowsのものしかないのは難点である。
ゼロから表現するスキルは持ち合わせていない。

そして、C4Dも学ぶ環境が少々大変そうであることが予想された。
だから、MODOとなった。

そして、リサーチの段階では本もあったのだが、
今は絶版となり、電子書籍のみでこれでひたすら頑張ろうかなと考えている。

 


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