過去にすがるな。過去に学べ!

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過去にすがるな。過去に学べ!

過去は繰り返されると言う言葉がある。 ファッションや流行りものにも、似通ったものが世の中に広がる時期というものがある。 基本的にはボクは同じものを作らないようにしている。 そのため、いろんな知識の蓄積もありはしたが、癖も含めてわすれるために時間をおく。 だから、忘却の時間は重要だと思っている。 もったいいないという人もいるだろう。 残るのは何か…。 当然だ。 僕の導いた答えは、エキスと体験だけは残るということだ。 どんなに素晴らしい知識も引き出せないくらいに使えなくなることもある。 でも、新たなことをやるためには決別をしなくてはならないこともある。 また、冒頭では「同じようなものはつくらない」と言っているが、 昔は過去の実績や自慢で塗り固めていた自分がいた。 その性格は今でも抜け出せない部分がある。 ならば、そうならない環境を自分で作る必要があった。 だから、ぬるま湯のようなコンフォート・ゾーンを打破し、過去はあくまでひとつの事実と捉える。 つまりは、データとすることだ。 数字には感情はない。だが、読み取り次第で感情が生まれる。 だが、人は選択をする。 ボクは精神衛生で長く続けられるかが大きく変わる。 長く同じ分野をしたいのであれば、環境が悪ければ離れる。 たとえ、そこにスキルや経済的なメリットがあれど、苦渋の選択をして離れる。 一番のリスクは”続けられないから”だ。 自分にとって売りになるものを手放すことはしなくてもいい。 だが、心はスキルや経済面に比べての比重が高い。 ボクは綺麗事に聞こえるかもしれないが、何かを表現することで商売している。 だから、そこを潰されてしまう根本的を失うほうが怖いからだ。 でも、ボクは気持ちの切り替えも含めて全く別のベクトルを表現しようとしている。 新たな気持ちで新たなアイディアを創出する。 ボクは面白いことはいつも突然に怒ると思って期待している。 だが、それは感じること。つまり、感性・感受性がなければならない。 過去から学ぶは実際は今から学ぶに他ならない。 でも、結局は今という時点を体感している人は過去を体験しているのだ。 今は過去の集合体。 だから、今をまず学ぶことが大切なのだ。